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おいしいごはんがたべたい

既卒無職の生存活動記録

「夜は短し歩けよ乙女」を見てきたよ

感想
※いつもの日記とは全く関係のない話ですし作品のネタバレもあるので閲覧注意です。どうしても感想が書きたくなったんです許して!

 

私は森見登美彦作品が大好きです。

あの独特な言い回し、誰をとっても濃ゆいキャラクターとそれなのに破綻しないどころかぐいぐい引き込まれる物語、そして現実と非現実を混ぜ合わせたような独特な世界観!めちゃくちゃ好きです。大好きなんです。

特に初めて森見作品に触れた『夜は短し歩けよ乙女』はもうそれはそれは大好きで、高校生のときに買った文庫版はどこへ行くのにも持ち歩いては読んでいたせいでボロボロになってしまいました。それくらい好きです。

だから映画、すごい楽しみにしてました!

特に、今回の映画は同じく森見登美彦作品である『四畳半神話大系』のアニメと同じ製作スタッフだったそうで、私は見てなかったのですが、「四畳半~」のアニメを見て原作小説を読んだ友人から、「まさか原作が4話構成だとは思わなかった。それくらいアニメ面白かったから早く見ろ。」と言われていたので、めちゃめちゃ期待してたんですよね。

 

まぁ結論から言うと、めちゃめちゃ面白かったんですよ…!

夜は短し歩けよ乙女』の特徴的な四季の4部構成を2時間の映画でどう表現するんだろうとずっと気になっていたのですが、まさか全部地続きにしてしまうとは!

時計の描写だったり、初めて乙女と李白さんが出会ったシーンだったりで「ん?」と思っていたのですが、途中「もしかしてこれってタイトルの…!?」と気づいたらもうわくわくが止まらなくて、最後まで食い入るように見てました。

全部夜のお話だったからこそ最後の朝焼けがより輝かしいものだったし、先輩と乙女の喫茶店での出会いも新たなる第一歩の幕開け、外堀を埋める日々との決別、という感が増して、とても良い表現だなぁと思いました。あと、あのときは楽しかったまるで昨日のように思い出せるよ!をリアルに味わえるのがすごく良いです。好きです。

ただ、もうすこしファンタジー感というか、御都合主義感?を出してもよかったんじゃないかな…と思ったり…。小説にある夢と現実、妄想と現実がごっちゃになる、みたいな感じ。樋口さんが本当に空を飛んだり、パンツ総番長と須田さんが超御都合主義的な再会を果たしたり、先輩の空を飛ぶ夢が現実のものとなったり…とかね!個人的にはもう少しそんなところも見たかったです。森見登美彦作品ってそこも特徴の一つだと思うんですよ。現実の京都の街に潜む非現実。いないと分かってるんだけど、小説を読んだ後に「ちょっと3階建電車探しに京都行こうかな~」とか「今も京都には天狗や狸は潜んでいるのかな?」みたいな気持ちにさせてくれる雰囲気…。

と、まぁとやかく言ってますが、乙女の先輩看病シーンがあんないい感じに分かりやすくなるとは思わなくて、あれはあれで好きです。でもかぼちゃの煮物と飴の組み合わせはおいしくないと思う…(笑)

あと「巌窟王」ならぬ「偏屈王」をミュージカル風にしてるとは思わず、笑いをこらえるのに必死でした。偽城ヶ崎先輩~!乙女もそんな変な格好でいいのか!!w

本当に短い、あっという間の2時間でした。ちょっと元気をもらえました。相変わらず「明日からも頑張るぞーー!!!」ぐらいな気持ちになることは出来ないメンタル軟弱人間ですが、「明日からもなんとか頑張るかな」ぐらいな気持ちにはなれました。素敵な作品を見れたことに感謝です。なむなむ!

 

あとですね、私は森見作品と同じくらいASIAN KUNG-FU GENERATIONが大好きなんですけれども、主題歌の「荒野を歩け」がめちゃくちゃよかった…!!!

エンドロールと共に流れる「荒野を歩け」を聞くと、先輩と乙女の前途多難な物語はきっとまだまだ続いていくんだろうなぁ…!という幸福感でいっぱいになります。先輩と乙女と一緒の喫茶店の一緒の陽だまりの中にいるかのような気分です。すごくすき!私もこの曲を聞いてずんずん歩みたくなりました。いつもの散歩道も己の人生も。

アジカン好きだなぁ…是非ライブでこの曲を聞きたい。

 

今日はとてもいい休日を過ごせました。久々にすごい気分転換になったかもしれない…。ここ最近の鬱々とした気分が少し晴れました。本当に面白かったので次の来場者特典を手に入れるためにもう一度見に行こうかなとか考えてます。書き下ろし小説第2弾!読みたい!!

あ、あと『四畳半神話大系』のアニメも見ようかな~と思いました。ずいぶん前に勧められたのに未だに見てないもんね。ごめん友よ。

それでは、履歴書書いたり、面接対策したり、やることやろうと思います。

では。